万博で出会ったリバティの世界
2025.09.11/ショップのこと

こんにちは、

イギリス花模様雑貨と
輸入リバティのお店 
floret flower
店主の林 紘実です。



昨日は弾丸でお出かけして、大阪・関西万博で開催中のリバティ展 『I AM. WE ARE. LIBERTY.』を見てきました。
ロンドンのリバティ本店での会期終了後に、日本でも見られると知ってから、ずっと心待ちにしていた展示です。

会期は、わずか2週間。
とても短い開催期間ですが、間に合ってよかったです!







こちらから入って並びます。


展示は、リバティ本店での150周年記念展が日本に巡回したもの。
テキスタイルやデザイン画など、歴史を物語るアーカイブが並び、150年の歩みをたどれる構成でした。









特に見てみたかったのは、リバティ夫妻が19世紀末に日本を訪れた際の記録やアルバム。








日本がリバティのデザインに、影響を与えていったことが伝わってきました。

また展示の中には、「日本を意識しているのかな」と思う柄もあり、和のエッセンスがそこに重なっているようで、心に残りました。





色味も落ち着いた感じ。


色彩豊かな布の数々は見ているだけで心がぱっと華やぐよう、対照的にモノクロの図案からは凛とした力強さを感じました。


そして、150年を記念して制作された映像作品も素敵でした。
その近くに掲げられていた説明を英語で読み、じんわりしていたら、反対側には日本語訳もありました。 



 





「リバティはもはや単なる場所ではなく、生きたアーカイブとなります。
 パターンはコードに、記憶は物質へと変わります。」


リバティがこれからも人々の暮らしの中に、生き続けていく存在であることを強く感じました。


会場では「リバティが好きだから来た」というより、「せっかくだから来てみた」という声が多く聞かれ、その分、落ち着いた雰囲気でじっくり鑑賞できたのもよかったです。






----------

会場のあるフロアへはエレベーターで。
そこに書かれていた 「Lift」 の文字にイギリスを感じて、ワクワクが増しました。
イギリスでは、エレベーターのことをリフトと呼びます





帰りは階段で降ります。
いくつかパネルが飾られていて、特にこちらがラブリーでした。



 

ひつじのショーン、よくアニメを観ていました。


本当はアフタヌーンティーも楽しみたかったのですが、混雑と時間の都合で叶わず。
代わりにフィッシュ&チップスをいただきました。





美味しいと聞いていたレモンアイスティー、評判通りでした。


最後に赤い電話ボックスを撮って、英国パビリオンをあとに。





この写真が、この日の体験を締めくくる一枚になりました。


出口ゲートへ向かう途中、数匹の赤とんぼを見かけました。
日中は大汗をかいていましたが、大阪も少しずつ秋が訪れているようです。

----------

実は今回、母の体調がすぐれず、行けるかどうかわからない状況でした。
それでも6日前に思い切って、大阪万博の入場券を購入し、新幹線の手配もしました。

さらに、昨秋に剥離骨折した箇所を強打してしまい、不安もありましたが、『どうしても見たい』という思いで出かけ、無事に行けてほっとしました。

大阪万博での滞在時間はわずか5時間でしたが、はるばる見に行ってよかったと心から思いました。


短い会期の中で、自分の目でリバティの歩みを確かめられたこと、そして日本で開催してくれたことに感謝でいっぱいです。





特に印象深かったのが、こちら。
手持ちのスカーフを大事にしよう、と改めて思いました。


リバティの世界に触れ、フィッシュ&チップスを味わい、私なりにイギリスを存分に味わい尽くした一日でした。


150周年の節目に揃った貴重な展示、リバティファンには見逃せないと思います。
明日9/12(金)が最終日です。


当店では、リバティファブリックをイギリスから直輸入しています。
布小物に最適なシーチング生地です。
秋の夜長に、何か作ってみませんか?


>読みもの 【目 次】


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

ショップの最新情報を
いち早くLINEでお届けしています。


現在、LINE登録特典として
『カントリーサイドの村巡り』
まとめたPDFをプレゼント中です!

気になる方は、ぜひご登録くださいね ↓

 


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

>ホームに戻る