ハロウィンより心に残っている、イギリスの秋の夜
2025.11.05/イギリスのこと
こんにちは、
floret flower 店主の林 紘実です。
今日はイギリスでは何の日か、ご存じですか?
その日には、暗い空に高々と立ちのぼる炎。
留学していた時、部屋の窓から見えた向かいの緑地で、近所の人たちが集まって焚き火を囲んでいました。
11月のイギリスで過ごしたあの夜のことを、今でも鮮明に覚えています。
11月5日は、『ガイ・フォークス・デイ(Guy Fawkes Day)』。
『ガイ・フォークス・ナイト』や『ボンファイヤー・ナイト(Bonfire Night)』とも呼ばれています。
1605年(日本では江戸時代のはじまり)、国王と議会を爆破しようとした火薬陰謀事件。
現場で逮捕されたのが、ガイ・フォークスという人物です。
事件が未然に防がれたことを祝って、今でも焚き火や花火を上げる習慣が残っています。
400年近く前の出来事を、今も祝っている。
その由来を聞いた当時、とても不思議に感じました。
ですが、あの夜に見た炎の光景は、なぜかずっと心に残っているんです。
今でこそハロウィンの方がイギリスでもにぎわっていますが、私の留学時はまだ...
「ハロウィンって、アメリカのお祭りでしょ?」
という空気があり、
どちらかというとガイ・フォークス・デイの方が、季節の行事として根づいていました。
そんな思い出があったので、3年前にエマ・ブリッジウォーターの『Bonfire Night』のマグを見つけた時、すぐに『あの夜』の記憶が戻ってきました。
そして、すぐにイギリスから取り寄せました。
心に残っていたあの夜の情景を思い出させてくれるマグだからこそ、そばに置いておきたいと思ったのです。
ですが、なんとなく大事にしまっておきました。
(私、しまい込むタイプです)
そして、今年の11月5日。
「そうだ、あのマグを使おう」
と思って、取り出しました。
お湯を注いで、紅茶の湯気が立ちのぼる。
マグの中の温かい色と重なって、あの夜の焚き火の赤やオレンジ、暗い空、冷たい空気が静かによみがえってきました。

マグには、夜空にゆらめく大きな焚き火。
炎のまわりにはコートを着た動物たちが集まって、楽しそうな様子が描かれています。
「あの時、窓から見ていた光景そのもの!」
2025年版は絵柄が異なり、40周年の文字も入っていました。
イギリスでもハロウィンがにぎやかになって、『ガイ・フォークス・デイ』は少し影が薄くなってきたように感じます。
ですが、このマグを見ると、私はあの頃のイギリスを思い出すのです。
私が扱いたいアイテムは、まさにこういうものだなと思います。
旅で見た風景。
住んでいた街の空気。
イギリスに憧れる想い。
日々の暮らしの中で、お気に入りの一つを手に取った瞬間に、心の中にあるそれぞれの『イギリス』が静かに立ち上がる。
そんなアイテムをお届けしたいと思っています。
そして、また来年の11月5日が来たら、そっと取り出して思い出に浸る。
そのたびに、あの焚き火の夜に会いにいきます。
あなたにも、ガイ・フォークス・デイの思い出がありますか?
よかったら、公式LINEのメッセージなどで教えてくださいね。
マグのそばに、Anna さんの木製フラワー。
テーブルがそっと、やさしい空気に包まれました。

>Annaさんの木製のフラワーはこちらから
>読みもの 【目 次】
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2025.11.05/イギリスのこと
こんにちは、
floret flower 店主の林 紘実です。
今日はイギリスでは何の日か、ご存じですか?
その日には、暗い空に高々と立ちのぼる炎。
留学していた時、部屋の窓から見えた向かいの緑地で、近所の人たちが集まって焚き火を囲んでいました。
11月のイギリスで過ごしたあの夜のことを、今でも鮮明に覚えています。

11月5日は、『ガイ・フォークス・デイ(Guy Fawkes Day)』。
『ガイ・フォークス・ナイト』や『ボンファイヤー・ナイト(Bonfire Night)』とも呼ばれています。
1605年(日本では江戸時代のはじまり)、国王と議会を爆破しようとした火薬陰謀事件。
現場で逮捕されたのが、ガイ・フォークスという人物です。
事件が未然に防がれたことを祝って、今でも焚き火や花火を上げる習慣が残っています。
400年近く前の出来事を、今も祝っている。
その由来を聞いた当時、とても不思議に感じました。
ですが、あの夜に見た炎の光景は、なぜかずっと心に残っているんです。
今でこそハロウィンの方がイギリスでもにぎわっていますが、私の留学時はまだ...
「ハロウィンって、アメリカのお祭りでしょ?」
という空気があり、
どちらかというとガイ・フォークス・デイの方が、季節の行事として根づいていました。
そんな思い出があったので、3年前にエマ・ブリッジウォーターの『Bonfire Night』のマグを見つけた時、すぐに『あの夜』の記憶が戻ってきました。
そして、すぐにイギリスから取り寄せました。
心に残っていたあの夜の情景を思い出させてくれるマグだからこそ、そばに置いておきたいと思ったのです。
ですが、なんとなく大事にしまっておきました。
(私、しまい込むタイプです)
そして、今年の11月5日。
「そうだ、あのマグを使おう」
と思って、取り出しました。
お湯を注いで、紅茶の湯気が立ちのぼる。
マグの中の温かい色と重なって、あの夜の焚き火の赤やオレンジ、暗い空、冷たい空気が静かによみがえってきました。

マグには、夜空にゆらめく大きな焚き火。
炎のまわりにはコートを着た動物たちが集まって、楽しそうな様子が描かれています。
「あの時、窓から見ていた光景そのもの!」

2025年版は絵柄が異なり、40周年の文字も入っていました。
イギリスでもハロウィンがにぎやかになって、『ガイ・フォークス・デイ』は少し影が薄くなってきたように感じます。
ですが、このマグを見ると、私はあの頃のイギリスを思い出すのです。
私が扱いたいアイテムは、まさにこういうものだなと思います。
旅で見た風景。
住んでいた街の空気。
イギリスに憧れる想い。
日々の暮らしの中で、お気に入りの一つを手に取った瞬間に、心の中にあるそれぞれの『イギリス』が静かに立ち上がる。
そんなアイテムをお届けしたいと思っています。
そして、また来年の11月5日が来たら、そっと取り出して思い出に浸る。
そのたびに、あの焚き火の夜に会いにいきます。
あなたにも、ガイ・フォークス・デイの思い出がありますか?
よかったら、公式LINEのメッセージなどで教えてくださいね。
マグのそばに、Anna さんの木製フラワー。
テーブルがそっと、やさしい空気に包まれました。

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