Annaさんの工房訪問記 第5回:踏み出した先に待っていた、感動の瞬間
2025.03.21/イギリス出張2024

こんにちは、

イギリス花模様雑貨と
輸入リバティのお店 
floret flower(フローレットフラワー)
店主の林 紘実です。



新登場した
Annaさんのミニサイズの木製フラワー。





プリムローズ・レモン 3本セット(ミニ)。


昨年のイギリス出張で訪れた
Annaさんの工房。

その様子を数回に分けて
お届けしています。

木製フラワーとの出会いが導いた、
イギリス工房訪問の旅。

今回は第5回です。

 → 第4回はこちら


Annaさんの工房近くの
ブリッドポートを目指して、
地元の路線バスに乗り込みました。


この日は、特別な決意がありました。

それは...

「2階建てバスの1番前に座ろう!」

と、心に決めていたのです。


ですが、
この「1番前に座る」という行為は、

実は...
私にとってビッグチャレンジ


なぜなら、留学中に

「2階の1番前の席には座るな」

と、教わっていたからです。





ロンドンの2階建てバス(ダブルデッカー)。
今回の旅ではバスの写真がなかったので、前回(2018年)の写真でご紹介。



その理由は、

1番前に座ると
後ろの様子が見えなくなるからです。



留学していた当時のロンドンでは、
ちょうど新型のバスが導入され始め、

旧型には同乗していた車掌さんの姿が
なくなりました。


運転手さんは1階で、
2階は完全に乗客だけの空間となりました。

つまり、
2階には誰の目もないという状況に。


そのため、
1階が満席で2階へ上がる時は、
安全のために階段近くに座るよう

言われていました。

実際にロンドンで観察してみると、
地元の人たち、特に女性は
階段周辺の席を選んでいました。


単に
移動が面倒だったのかもしれませんが、

1番前や後方の席に座るのは、
ほとんどが観光客でした。

その光景を見て
私も言いつけを守り、

2階へ上がる時は
階段の近くに座るようにしました。


しかし、今回は違いました。

美しいドーセットの風景を
存分に楽しみたい!


そう思い、あえて1番前に
座ってみることにしたのです。


実は前回(2018年)と
今回のイギリス出張で、

留学していた
ケンブリッジのバスで
試みていたのですが、

残念ながら
1番前の席には、
いつも先客がいました。


そして、今回バスに乗り込み、
階段を上がると...

空いているではありませんか!
1番前の席が!


うれしい!
これはもう、座るしかない!!


迷わず、腰を下ろしました。


約30数年ぶりの1番前の席!

視界いっぱいに広がる道路と大空。



車窓を流れる景色が、
いつもより格段に近く感じられました。





ドーチェスターの街の中心。

事前に動画で見ていた
ドーチェスターの街並みを
楽しみながら進み、

街の中心部を抜けると、
突如として広々とした公園が現れました。





「ここは何だろう?
 新しく開発されたエリア?」


と、考えているうちに、
バスはどんどん先へと進んでいきます。

この場所について
は、
別の機会にご紹介しますね。



新しいエリアを抜けると、

一気になだらかな丘陵地帯が
視界に飛び込んできました。





どこまでも続いている丘陵地帯。

これまで本や写真でしか
見たことのなかった
英国らしい絵画のような風景です。


観光バスではなく、
地元の路線バスから眺める
贅沢なひと時。


のどかな田園風景と集落を
眺めながら進みます。





教会?を中心に、集落が見えました。
空の青と緑のコントラストが美しい。


狭い道路を走っているので、
対向車が来ると
バスが通り過ぎるのを
停車して待ってくれていました。





あんなに遠くで待ってくれています。
動画からの切り取りのため、やや荒い画像(涙)


そんな時、
対向車線に同じく2階建てバスが!

「この狭い道、
 すれ違えるのだろうか?」

と、不安になりましたが、

ギリギリのところで
無事にすれ違うことができました。


その瞬間、ふと対向車の
2階席の1番前に座っている
おじいちゃまと、目が合いました。

通り過ぎざまに、
そのおじいちゃまは私に
小さく手を振ってくれたのです!


まぁ、うれしい!


私も手を振り返すと、

今度はその奥に座っていた
もう一人のおじいちゃまも
大きく手を振ってくれました!


またまた、うれしい!!

私もその方に大きく手を振り、
バスはすれ違っていきました。

なんとも心温まる、
ほんの数秒の出会い。

まさに、一期一会の瞬間でした。



ドーセットの絶景も、
おじいちゃま方との温かな交流も、

1番前の席に座ったからこそ
得られた宝物でした!



時に、
自分が設けていた制限や常識の枠を
超えてみることで、

思いがけない発見や喜びに
出会えるのだと実感しました。



留学中に教わったことは、
不思議と何十年経った今でも
守っていることがありますが、

そんな自分のルールを見直し、
新しい一歩を踏み出すことの大切さも
学びました。


実は今回の出張で
もう1つルールを突破しました。
それはまた、別の機会に。



自分の「やりたい」を
優先したおかげで、

素晴らしい景色と心温まる交流という
忘れられない思い出ができました。



美しい車窓の旅を経て、
ついに工房近くの
ブリッドポートに到着しました。





ブリッドポートの街の中心。
時計は止まっていました。





ブリッドポートのバス停。
X51番に乗ってきました。


しかし、あと一歩かと思いきや、
工房への道は
まだまだ続いていたのです...。


次回は、
私の勘違いから、
村の魅力をより知ることができました。

どんな勘違いでしょう?

どうぞお楽しみに♪


→ 第6回へ続く


>読みもの 【目 次】

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